立法・法改正

<活動報告>2017年11月18日 JELF設立20周年記念シンポジウム『未来世代の権利と法的戦略』開催いたしました!

 2017年11月18日(土)、京都弁護士会館大ホールにてJELF設立20周年記念シンポジウム『将来世代の権利と法的戦略~私たちに何ができるか』を開催しました。会場には、約60人の弁護士会員の他、司法修習生、一般参加の皆さん含め100人を超す人が足を運んでくださり、大盛況でした。

 アジアのノーベル賞とも言われるマグサイサイ賞受賞者のトニー・オポーザ弁護士にフィリピンから来日頂いて基調講演をしていただき、また、後半のリレートークでは、全国のJELF会員、市民の皆様が各地で関わる訴訟や取組みを報告頂く充実の内容でした。

 以下は、当日のプログラムです。
 基調講演第2部の問題提起のスライドを掲載していますので、そちらもご確認下さい。

 

<将来世代の権利と法的戦略~私たちに何ができるか、プログラム>
13:30  開会
 ・JELF 20周年を振り返って

基調講演 ・・・・・・ アントニオ・オポーザ 弁護士
 「将来世代の権利訴訟とその影響~フィリピンから世界へ」

 ・質疑
 (10分間 休憩)

 

2部 リレートーク「2050年の子どもたちに向けて今、何ができるか?」

問題提起 3点の長期的課題について

  • 地球温暖化問題
  • 原子力発電所再稼働問題
  • 国土利用・生物多様性の課題

(10分間 休憩)

次世代の権利論紹介と戦略論
会場からのご意見、質疑
オポーザ弁護士よりコメント

17:40       閉会

 

*このシンポジウムは国際交流基金アジアセンターの助成を受けて開かれました。

18日、午前中に開かれたJELF臨時総会で、池田直樹理事長(大阪弁護士会)からこれまでJELF理事長を務めて下さった藤原猛爾先生(大阪弁護士会)、村田正人先生(三重弁護士会)に感謝状をお渡ししました。

JELF設立者でもある籠橋隆明弁護士(愛知県弁護士会)から、JELF20年間の歩みをご報告

基調講演をするトニー・オポーザ先生

オポーザ先生から著作をJELF歴代代表に贈呈。受取はJELF設立の基盤となったリゾート・ゴルフ場問題法律家ネットワークの時の代表、中島嘉尚先生(長野県弁護士会)

気候変動問題への取組みを報告する和田重太弁護士(大阪弁護士会)

石炭火力発電所新設問題を報告

再エネ事業への取組みを紹介