2018年6月9日（土）～10日（日）、一般社団法人JELF設立記念総会を岡山県真庭市で開催しました。9日14:30～行われたJELF総会の後は、岡山県真庭市で活動される真庭なりわい塾の駒宮博男さんにご講演頂き、地域の一員として活動できる人材づくりに関するなりわい塾の取組みなどのお話しを伺いました。
　また、真庭なりわい塾の第一期塾生で、プログラムが終了後、隣の津山市あば地区に移住を決断された弁護士の方にも、ご自身の移住経験など伺いました。夜には思いがけなくホタルを観察することもでき、参加者全員が、楽しい交流の時間をもちました。
　翌10日には、真庭市の中和地区を中心とするなりわい塾の活動現場をご案内頂きました。塾生OBの赤木さんが地域の人々と取り組んでおられる薪のスモールビジネスのお話しを伺い、中和地区の小学校と神社に足を運びました。小学校ではたまたま来校されていた校長先生に校内のご案内もしていただき、地域の行事の中心となっている神社の見学など行いました。
　地域内の視察を経た後、なりわい塾に入塾した塾生の皆さんのフィールドワークの成果について塾生のフィードバックをともに共有いただき、その後、「里山資本主義」として有名になった巨大な木質バイオマス発電施設などの見学をしました。
　田舎のコミュニティの中で生きていくことを決意した人々が、どのようにその地域と関わって責任を果たしておられるるのかの一端を拝見し、とても楽しく充実した視察になりました。

　（写真提供：杉田俊介弁護士、大阪弁護士会 / 文責：事務局、三石）

　＊真庭なりわい塾のホームページ　→　http://maniwa-nariwai.org/